ハートフェスタ2019 のご報告
- 2019/11/13
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10月6日(日)に「ハートフェスタ2019」が亀岡運動公園広場にて開催されました。ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました。今回も亀岡福祉会さん、太陽共同作業所さん、たのしくはたらくさん、信和福祉会の4団体が主催となって行いました。天候にも恵まれたくさんの方が来場して下さり、とてもにぎやかなイベントとなりました。ステージ上では、各事業所によるステージ発表がありました。各事業所とも、楽しくて元気いっぱいの発表となりました。信和福祉会は、「あの素晴らしい愛をもう一度」を合唱しました。後半には、ゲストステージということで、EXPG STUDIO KYOTOのみなさんがステージ上で歌とダンスのパフォーマンスをして下さりました。とても迫力があり、素晴らしいパフォーマンスに会場のみなさんも大盛り上がりでした。会場では、模擬店販売、自主製品の販売、バザー、子供達が遊べるコーナー、展示などもありました。たくさんの方の笑顔が溢れるイベントとなりました。ハートフェスタにご協力やご人力賜りました皆様、本当にありがとうございました。
初めてハートフェスタに参加した職員の感想です ↓
今回、初めてハートフェスタに参加させていただきました。私はふれあい広場の中でも主に缶バッジ作りコーナーを担当し、子供たちと関わることが多かったです。意外と缶バッジ作りは難しく、失敗作もできてしまいましたが、何度か挑戦し、喜んでもらうことができました。ステージでの催しは、全てを見ることはできませんでしたが、ふれあい広場で作業をしているときも、大きな声、楽しそうな声が聞こえてきてハートフェスタが盛り上がっていることを実感しました。圭の家のステージ発表は、遠くからではありましたが、皆さん堂々と歌えていて、良い発表でした。圭の家のメンバーさんの、ステージ発表で歌われている姿、音楽に合わせて楽しく踊られている姿、ボランティアで頑張られている姿など、普段はあまり見る機会がない姿を見ることが出来ました。また、普段関わらない、他事業所のメンバーさん、職員さん、家族の方、そして、ボランティアとして、また、本番に足を運んで下さった地域の方々、いろいろな人がこのハートフェスタでつながることができました。私は準備や後片付けも含め、3日間携わり正直疲れましたが、そういうつながりができるのもハートフェスタの良さかなと思いました。
「人の幸せ」について考えるセミナーのご報告
- 2019/09/24
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9月4日(水)、なんたん障害者就業・生活支援センターの和田センター長をお迎えし、人の幸せについて考えるセミナーを開催させていただきました。支援センター 圭を会場とし、支援センター 圭のメンバー・圭の家メンバー・職員合わせて18名の参加でした。最初、支援センター 圭のセンター長と職員が和田氏から「毎日の生活で幸せと感じる瞬間は?」や「これまでの人生で幸せだったと思える事は?」等インタビュー形式での座談会から始まりました。「幸せ」について常日ごろ考えた事もなく、いい機会をあたえて下さいました。「幸せ」については、人それぞれ価値観が違う中感じ方も様々です。私の場合は日常の何気ないことを幸せと感じる事が多いと気づかされました。その後、これからの人生を幸せに送る為に大切にしたい言葉(座右の銘)を考え色紙に書きました。一人一人前に出て、座右の銘を発表。和田氏がそのことについてインタビューしていただきました。「感謝」や「笑顔」など皆さんが大切にされている言葉を皆で共有することができました。熱く座右の銘を語られる方もいて、皆さんの内に秘めた思いも垣間見る事ができました。案外「幸せ」って身近な所にあるのかも知れませんね。一度皆さんも「幸せ」について考えてみませんか?
圭の家のOBの方からのメッセージ NO7
- 2019/09/10
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圭の家をステップアップされ、現在一般就労をされている方からメッセージが届きましたので、ご紹介させて頂きます。
『当たり前の重み』 T.K
作業所に通所してる人と交流する機会が有った。彼とは好きなアーティストが一緒で、年賀状も毎年往来している。そのアーティストのリリースしたアルバムを、彼は『お金が有れば買いたい』と記していた。私は、はたと気付かされた。昔、作業所にいた頃は、彼と同じ思いだったろう。お金を、我慢して貯めていた筈だ。一般就労して、少し余裕が出来た私は、そのCDを何ら障壁なく、購入していた。そこで一句思い付いた。
『有り難き』 ものが現在(いま)では 『当たり前』 失って知る 昔日(せきじつ)の価値
作業所通所を5㎞マラソンとすると、一般就労はフルマラソン並みにしんどい。だからある程度、贅沢をしてもバチは当たらないだろう。でも老後を考えると、生活レベルは徐々に落としていきたい。私が今在るのは、給与に対して意識が変わったお陰だ。以前は、頑張った自分に対してのみ、褒美を与えた。現在は、一定額将来に備え、貯蓄し、残りは周りの方に、与える事が望外の喜びだ。ギブアンドテイクではなくギブ、ギブ、ギブ時にテイクである。サービス業に従事する日々の理念の具象化だ。紙幣に価値は無い。ただの紙切れだ。相手に対する信用との交換で、我々は対価を手にする。先述の短歌に有るように、有り難いという想いは、永続しない。贅沢な生活を、当然と盲信せず、当たり前のレベルを下げていきたい。