妄想川柳 NO13
- 2019/07/01
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圭の家をステップアップされ、現在は一般就労されている元メンバーさんから川柳が届きましたので、ご紹介させて頂きます。
「協働の 幸せを知る シール貼り」
38歳の時、圭の家に通所し始めた頃ですが、特に目的意識はありませんでした。大学まで卒業して、何でこんなことをしなければいけないのか?と思ったことも正直言ってありました。ですが、一生懸命地味な仕事に取り組んでいるメンバーさん達と接していく中で、同じ障がいを持つ仲間と一緒に働くことに、喜びを感じるようになっていったのです。
妄想川柳歌人 白柳へん太
圭の家のOBの方からのメッセージ NO5
- 2019/06/07
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現在は一般就労されている圭の家の元メンバーさんから、メンバーさんに対してメッセージが届きましたのでご紹介させて頂きます。
「物事の捉え方」 T・Kより
私は毎日煩悶する。ただ、どうにもならない事には悩まない。例えば、身長をどう縮めよう、とか、親を選ぶ権利とか。生きてると、どう頑張っても、不条理な事が起こる。憲法は、人間は皆平等って謳ってる。けれど、一般就労して、社会に出ると、様々な矛盾がある。確実に、能力や環境、運、性格には個人差があり、集団に属すると、ヒエラルキーは実在する。悩んで、解決出来ないなら、諦めよう。人間関係でも、直接関わらない人なら、嫌われても良いと思う。ある本に、『あなたが気に病んでる相手は、今頃涼しい顔でパフェでも食べてる。』と書いてあった。 周りの人は、あなたが思う程、あなたに関心は無い。あなたが、存在しても、しなくても、社会は変わりなく存在する。あなたの悩みは、宇宙から見ると、塵の様に微々たるものだ。日々、衣食住に満たされている事に感謝したい。大切な物は、失うまで気付かない。当たり前は、無数の奇跡の上に成立している。不満を抱くのは、他人と比較するからだ。心が後ろ向きになったら、汗をかくまで動くか、すぐに眠るか、だ。皆さんの健やかな毎日を祈念します。
圭の家のOBの方からのメッセージ NO4
- 2019/05/31
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圭の家の元メンバーさんからのメッセージが届きましたので、ご紹介させて頂きます。
『無意識と運動の関連性』 T.K
一般就労が継続出来てる人も、日々深手の傷を負っている。それでも毎日通勤している。彼らに共通してるのは、忘却力が高い事だ。いつまでもくよくよせず、とらわれず、執着心が少ない。計画の立案に思案して、結局実行に移せない、と嘆く人も在るだろう。私事で恐縮だが、就労5年目頃から、意識の前に、身体の運動が先導する様になった。要するに、無意識的に身体が動くので、辛さが薄くなった。『パブロフの犬』という実験をご存知だろうか?梅干しを見て、唾液が無意識に分泌される。日本人なら、経験に即して、『酸っぱい』と認識されるからだ。他方、欧米人に同様の反応は起こらない。私は、日常生活でも、感覚を大切にしている。いわゆる『の・ようなもの』である。故に、物凄い苦労も、傍目から見る程、本人の苦衷は無い。『机上の空論』『習うより慣れろ』『論より証拠』という格言がある。ウジウジ悩むより、まず行動してみよう。無意識や感覚が行動に伴うと、身体が楽に動ける。ただし、皆が習得出来る訳ではない。得てして、私達は考えすぎて、袋小路に入りがちだ。思案し過ぎて、頭でっかちになってないだろうか?もう1度、自分を振り返ってみよう。