信和福祉会からのお知らせ

6月9日（金）に、春のレクリエーションで奈良へ行きました。コロナへの対応が2類から5類へと移行し少し緩和はされたものの、まだ終息はしていないので皆の安全面を考え、観光バスで行くことに決めました。秋には亀岡のコスモス園へレクリエーションに行きましたが、遠出のレクリエーションはかなり久しぶりということもあり、多くのメンバーや職員がその日を心待ちにしていました。今回、全員で37名が参加をしました。予想以上にたくさんの方が参加をしてくれたので、『やはり行事に参加をしたい、レクリエーションへ行きたいと思っている人が多かったのだなぁ』ということを改めて感じました。今回、奈良の明日香村と金魚ミュージアムへ行ってきました。まず初めに明日香村へ向かいました。明日香村まで2時間近くかかるので、バスの中で職員2人が考えた奈良に関するクイズを出題し、楽しい時間を過ごしました。難しい問題も多かったですが、景品がかかっていたので皆真剣でした。とても盛り上がっていて良かったです。明日香村は広く、色んな古墳やお寺等を見学することが出来るのですが、時間が限られていたので3ヶ所に絞って見学をしました。11時頃に到着をし、1ヶ所目にキトラ古墳へ行きました。展示室で、東アジア最古の天文図や四神像の資料等を詳しく見ることが出来て面白かったです。もう少しゆっくり見る時間があっても良かったかなと思いました。2ヶ所目に高松塚古墳へ行きました。高松塚古墳ではまず初めに壁画館を見学しました。壁画館で壁画の模写を見たのですが、古い時代にあのように色鮮やかで濃い色の絵を描けるというのは凄いことだなと感じ、とても見入ってしまいました。壁画館を見学した後、高松塚古墳を見ました。とてものどかな場所にあり、周りの景色も綺麗でその当時はどのような景色だったのだろうと想像しながら見学をしました。3ヶ所目に石舞台古墳へ行きました。石舞台古墳に着いてまず先に、全員で明日香の夢市というおみやげ処の2階の茶屋でお昼ご飯を食べました。前もって黒米カレーと古代米御膳から選んでもらい、それぞれに分かれて食べました。カレーを食べた人も御膳を食べた人も『美味しかった』と皆嬉しそうでした。皆で揃ってのご飯は久しぶりで、少し談話もしながらご飯を食べることが出来たので楽しかったです。早くにご飯を食べ終わった人は1階のお土産売り場で過ごしてもらいました。色々とお土産を買って楽しんでいる人もいたようです。全員がお昼ご飯を食べた後、石舞台古墳を見学しました。30数個の総重量約2300トンの岩で造られているということで、1つがとても大きなものもあり、昔のどのような技術であんなに綺麗に岩が積み上げられたのかととても不思議に感じました。すごく見ごたえのある古墳でした。石舞台古墳を見学した後、またバスで1時間程移動をして金魚ミュージアムへ向かいました。金魚ミュージアムでは1時間見学したのですが、少し時間が足りないほど多くの金魚と芸術的な空間がありました。金魚は見たことのない種類のものもたくさんいました。約40種類、3,000匹の金魚がいたそうです。写真映えスポットもたくさんあり、写真を撮りながら楽しんでいる人もいました。金魚に癒された後、1時間かけて亀岡へ帰りました。圭の家で仕事をしている時より帰りが遅い時間でしたが、皆無事に帰れたようで安心しました。週明けにはほとんどの人が元気に来られており、『春レク、とても楽しかった！！』という声を聞くことが出来て本当に良かったです。また今後の秋レクや一泊旅行に関しても皆で一緒に考えていって楽しいことが増えていけば良いなと思います。

↑キトラ古墳

↑高松塚古墳

↑石舞台古墳

↑昼食

↓金魚ミュージアム

５月２８日(日)に府立丹波自然運動公園にて、障害者ふれあい広場　スポーツ・レクリエーションフェスティバルが行われました。信和福祉会のメンバー４名と職員２名の計６名での参加となり、様々な競技がある中で、私たちはウォークラリーを楽しみました。天気の心配をしていましたが、最近の異常な暑さの事を考えると比較的涼しく雨も降らずよかったです。ウォークラリーでは傾斜のある道を歩きながらチェックポイントごとにある問題やゲームなどに挑戦してゴールを目指しました。難しい問題もありましたが、みんなで考えながらひとつひとつミッションをクリアしていく楽しさがありました。メンバーさんも各々自分のペースで楽しんでおられました。信和福祉会として久しぶりの参加でしたが、これを機にまたみんなでこのようなイベントにも参加出来たらなと思いました。

５月２４日(水)に支援センター　圭にて、親亡き後についての学習会があり、親を亡くし一人暮らしをしている信和福祉会メンバーの話を聞きました。発表者に加え圭の家、支援センター　圭、また、チラシを見てきてくださった方も来ていただき、計１８人の集いとなりました。職員からの質問形式で、親御さんが亡くなられる前の生活や亡くなられてからの事などを話していただきました。その話を踏まえ、参加者からの質問や、次の学習会でもっと具体的に知りたいことなどの意見を出し合いました。発表者には、親御さんが亡くなられた時の事を思い出しながら話してもらわなければいけない内容や、お金の面など具体的な所も話していただいたため、話しにくい質問もあったのではないかと思っていましたが、皆さん快く引き受けていただき、緊張しながらも堂々と話されていました。参加者もメモを取りながら聞かれており、３人それぞれの体験談を聞いて、家の管理はどうしているか、病気になったときはどうしているか等の質問があり、今後の自分たちの生活をイメージしながら聞かれていたのではないかと思います。