京都生活協同組合の方が見学に来られました
- 2018/04/27
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2月13日(火)に京都生協にお勤めの方数名が圭の家の施設見学に来られました。たくさんの感想を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。今後もこのような機会が増えれば嬉しい限りです。今回、見学に来て下さった皆様ありがとうございました。
感想
・事前に聞いてみたい事をお願いしていたので、その質問に答えてもらうかたちで施設の紹介、作業の様子や種類内容を見学が出来ました。職員さんからの説明を受けて通所されている方との交流もさせてもらいました。20代~70代までの中、年配の方には生活支援の場として、目的の主には就労支援、職業訓練のステップアップの場所になっている作業所で、年平均2人はステップアップされ現在就労に向けて活動されている方の話も聞けて良かったです。被爆者プレゼントに自主製品も購入したのでその作業工程も聞けて1つ1つ手作業でされていて丁寧でまた個人的にも購入したいと思いました。お話を聞いた場所が食堂で昼食を作っている職員の方のお話も聞いて近所から野菜やお米等の支援もあるようで給食は1食400円、ひと月通える方は4000円でリクエストも取り入れて栄養のバランス良く考えてありみなさんの楽しみのようでした。食材は主に生協で購入されているので、白だしや味噌、ドレッシングがとても良いよね、とお話も出来て楽しかったです。職員の方や通所されている方の話が聞けて色々な作業所のタイプがある事を知る事が出来て、知る事が考える事と応援する事につながると思いました。(Aさん感想)
・思っていた以上にきれいで働いている人が32人と多く、ランチは手作りで栄養管理もされてなんと生協で購入されているのは驚きました。働いている人たちも職員さんたちも大変ですが、今精神疾患の方が増えているのでこのような施設はありがたいと思いました。見学出来て良かったです。(Bさん感想)
・はじめて訪問しました。場所もはっきりわからずどんな所かな?と思っていました。実際働いておられる現場を見せて頂いて、狭い所で黙々と一生懸命にお仕事されていてみなさんは雑談も無くすごいなぁと思いました。中でどんな作業をされているのか、また楽しかった話や実際の困った話もいろいろ聞けて良かった。直接お話を聞ける機会も無いので貴重な経験が出来て良かった。食堂にいた職員さんたちも限られた費用の中でバランス良く作っておられ良いと思いました。今日は勉強になりました。(Cさん感想)
・閑静な住宅街の一角に圭の家はありました。中では利用者さんがもくもくと仕事に取り組んでおられました。利用者さんの7割は精神や心に病を持っておられる方で3割の方は知的障害があるとの事でした。一般的な作業所とは違い基本的には社会に出られるように就労支援する施設であるということがわかりました。直接利用者さんから圭の家に通って良かった事なども聞けて利用者さんや職員さんの明るい笑顔が印象的でした。忙しい中時間を割いて頂いたにもかかわらず、施設長さんはとても親切に説明をして頂き、施設の事や施設が抱える問題などとてもよくわかりました。又、施設長さんはとてもしっかりした考えと信念を持っておられる方で大変感銘を受けました。亀岡市にこのような施設がある事を知る機会を得てとてもためになる時間だったと思います。又私にも何か出来る事があればぜひお手伝いしたいと思いました。(Dさん感想)
・調べたらいくらでも情報が得られるけれど、実際に足を運んで利用者さんのお話も聞けて貴重な体験をさせて頂きました。孤立せずに地域や社会とのつながりがあって、今の圭の家が存在していて家族の会も保護者の大きな心の支えになっている事がわかりました。黙々と作業をこなされている姿が印象に残りました。施設見学では、利用者の方が黙々と作業に集中しておられる様子を見学でき、受注先や作業内容についても詳しく説明して頂けて良かったです。施設長からの概要説明も、丁寧で分かりやすかったです。今回一番良かった点は、質疑応答の際に利用者の方から直接お話をお聞きできた事です。直接お話しすることで、本人さんの暮らしの実態や、入所に至った経緯、本人さんなりの思いについても触れることができた気がします。また、障がい特性(同じ話を繰り返したり、意思に反して体が傾いたり)についても垣間見ることができ、これまで精神障がいの方と接点がなかった方々にはとても良い 経験になったのではないでしょうか。今回お話された利用者のお一人(Yさん)は、質問に対して的確に答えて下さって、状態も安定されているように見受けられました。Yさんのように、適切な支援や医療につながることで、症状が安定し落ち着いた生活や仕事を取り戻される方もいらっしゃることを知れて良かったです。お話を通じて、他の福祉機関(就労支援センター)の機能や、それぞれの施設の役割(症状の重い方や高齢の方には、居場所作りの場として「地域活動支援センター圭」があること)について知れたことも良かったです。精神疾患については、他の疾患や障がいと比較すると世間に周知されていないことが多く、ご本人やご家族も実態をオープンにされないことが多いため、どうしても誤解や偏見がかなり多く残っています。知らないが故に、偏った情報に振り回されたり、誤解が生じたりしてしまうのが現実です。だからこそ、どんな問題でもまず知ることで、理解や両者の歩み寄りへとつながる一歩だと改めて思いました。きょうされん学習を通じて、福祉機関の中でも作業所の置かれている現状がとりわけ厳しいことを再確認でき、施設見学することで実際の様子や声にも触れられ、とても良い経験となりました。(Eさん感想)
妄想川柳 NO3
- 2018/04/25
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圭の家をステップアップされたOBの方から川柳の作品が届きましたので、是非ご覧下さい★☆
「ASD切磋琢磨で知る世界」
「ASD」は「自閉症スペクトラム」の略語のことです。発達障害の後輩とペアを組んで丸9年。発達障がい者の特性で、彼の真意が分からず、その接し方には試行錯誤の連続でした。時には腹が立って、声を荒げたことも何回かありました。最近になって、彼に聞いたんです。「○○君、何かしんどいことはない?」すると「怒られていることは分かるんですが、何故、怒られているのかが分からないのです。」私は、はっと気付きました。「彼を怒る時は、何がどういけないのか、ちゃんと分かりやすく理由を説明をしなければいけないのだ!」彼が只の朋輩から貴重な同志に変わった、私にとっても彼にとっても、コワーキングすることでしか分かり合えない歴史的な一幕でした。
妄想川柳歌人 白柳へん太
妄想川柳 NO2
- 2018/04/21
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圭の家をステップアップされたOBの方から川柳が届きましたので、ご覧ください☆★
「項垂れる父と温もる受診室」
父と初めて診察に訪れた日のことです。
「息子が病気になったのは私のせいなんです。」と訴える父に、
「お父さん、大丈夫ですよ。」と、当時の看護婦さんが
優しい声掛けをして下さったのです。
妄想川柳歌人 白柳へん太