圭の家のOBの方からのメッセージ NO2
- 2019/04/15
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圭の家のOBの方から、圭の家のメンバーさんにメッセージが届きましたので、ご紹介させて頂きます。
『思い込み、先入観について』 OBのT・Kより
以前『月曜日の朝に気分が優れず、圭の家を休みがちだ。』という相談をメンバーさんから、受けました。私は『月曜日だから調子を崩す。』のでは無く、『月曜日は体調を崩しやすいと先入観が有るから、少しの咳でも調子が悪いと思い込んでしまう。』のではないか、と考えています。原因と結果がすり替わっています。同じ咳を木曜日にしても、調子が悪いと思わないのです。ラムネの粉末を、風邪薬と高名な医師から処方されたら、熱が下がった、という逸話をよく耳にします。いわゆる気付け薬です。名医が処方する薬だから、間違いない、と思い込んでしまうのです。勿論、私達には服薬は大切です。寛解する人と、もたつく人の差は、事実に対する捉え方の違いです。例えば、コップに水が半分入っている、という現実があるとします。『まだ半分もある。』と感じるか、『もう半分しか無い。』と焦るか。人間は誰もが、他人や事柄に対して、先入観を持っています。潜在意識が脳の95%を占めていますから。物事の仕組みは多層的です。 以上です。
圭の家のOBの方からのメッセージ
- 2019/04/08
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圭の家の元メンバーさんから、メッセージが届きましたので、ご紹介させて頂きます。
『圭の家の皆さんへ』 OBのT・Kより
一般就労が7年目を迎え、様々な困難が有った。最近、ぎっくり腰になり自らの衰えを感じる。言うまでもなく、親の、老化の加速化が本人以上に速まっている、と換言出来る。そんな中、毎日を過ごせているのは、かなり幸運だと思う。政府の統計で、40代以降の引きこもりが推定100万人以上と発表された。私の時代は就職氷河期で、引く手あまたの今の学生とは、様相が異なる。新元号令和が希望に満ちる時代で有って欲しい。一般就労を目指す方に、僭越ながらアドバイスをしたい。『何もしてません。』と言うモデルほど、スタイルが良い。『勉強してない。』と言う受験生ほど、東大に合格する。彼らの『努力していない。』を真に受けないで欲しい。努力に対する感覚が、普通ではないのだ。一般就労している皆さんの先輩達は、苦労や汗水を重ねている。彼らの『普通だよ。』は物凄い積み重ねの上に成立している。家族や、職員さんのアドバイスは素直に聞こう。一般就労すれば、制服を裏表に着てても、誰も注意してくれない。後から、自分で気づいて、恥ずかしくなり、明日から職場に行きづらくなるだけだから。皆さんの心の安寧を祈ってます。それでは失礼します。
精神障害のある仲間の交流会のご報告
- 2019/04/08
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3月20日(水)にガレリアかめおか調理実習室にて、きょうされん主催の精神障害のある仲間の交流会が開催されました。全体では23名の参加でした。信和福祉会からは、メンバーさん3名、職員1名の参加でした。まず、11時頃から4つのグループに分かれて、ホットプレートで焼き肉と焼きそばを協力して作り、みんなで美味しく頂きました。「焼き肉するの久しぶりやわ~」、「めっちゃ美味しいやん」、「みんなで作るとおもしろいな~」、「自分で作ったことないし、作り方わからへんわ~」など様々な言葉が飛び交っていました。その後、約30分間の休憩を挟み、グループごとに意見交流会が行われました。「仕事に行きたくない時はどうしていますか?」、「仕事が休みの時はどうしていますか?趣味は何かありますか?」、「私は診断名が途中で変わったのですが、途中で診断名が変わった方おられますか?」、「今もらっているお給料で満足していますか?」、「今よりももっと長い時間働きたいと思いますか?」、「夜なかなか眠れないのですが、みなさん眠れますか?」など様々な質問がありました。それぞれ、その場にいたメンバーさんや職員が質問に対していろいろな角度から答えておられました。参加されたメンバーさんからは、「自分と同じような悩みやいろいろな考えを聞くことが出来てとても良かった」、「自分のことについて、他の人にいろいろ聞いてもらえて良かった」などの感想がありました。私自身も様々な悩みや考えなどを聞き、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。今後もこのような機会があれば良いなと思いました。参加された皆さんお疲れ様でした。