「ほっと五」学びの会 ~親亡き後編~ のご報告
- 2023/06/06
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5月24日(水)に支援センター 圭にて、親亡き後についての学習会があり、親を亡くし一人暮らしをしている信和福祉会メンバーの話を聞きました。発表者に加え圭の家、支援センター 圭、また、チラシを見てきてくださった方も来ていただき、計18人の集いとなりました。職員からの質問形式で、親御さんが亡くなられる前の生活や亡くなられてからの事などを話していただきました。その話を踏まえ、参加者からの質問や、次の学習会でもっと具体的に知りたいことなどの意見を出し合いました。発表者には、親御さんが亡くなられた時の事を思い出しながら話してもらわなければいけない内容や、お金の面など具体的な所も話していただいたため、話しにくい質問もあったのではないかと思っていましたが、皆さん快く引き受けていただき、緊張しながらも堂々と話されていました。参加者もメモを取りながら聞かれており、3人それぞれの体験談を聞いて、家の管理はどうしているか、病気になったときはどうしているか等の質問があり、今後の自分たちの生活をイメージしながら聞かれていたのではないかと思います。
「ほっと五」学びの会 ~就労編~ のご報告
- 2023/04/26
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4月12日(水)に支援センター圭にて、“「ほっと五」学びの会”と題した当事者学習会が開催されました。今回は、就労に関してということで圭の家から一般就労につながり働いておられるOB3名のお話を聞きました。OBに加え、圭の家、支援センター圭から10名の参加者、職員2名を含めると計15名の集いとなりました。OBさんからは、働いていて楽しいこと、就労を継続するコツなどを話していただきました。また、参加者からは、人間関係でどうしても合わない人との接し方はどのようにしているか、といった質問や、何か言われてイライラした時はどのように気持ちをコントロールしているか、また、ストレスを溜めないためにしていることはないかなど積極的に質問し、メモを取る姿がありました。今回の学びの会では、参加者は就労に関してのイメージを膨らませることができる、OBの発表者は自分の経験をみんなで共有することができる、共に貴重な学びや交流の場となりました。今回は就労を取り上げた「ほっと五」学びの会となりました。来月からも定期的に様々な観点から学ぶ機会を設けられたらと考えています。また、信和福祉会のメンバー以外の当事者の方も参加していただけます。今後の予定に関しましては、随時ホームページでの告知や関係機関へのチラシ配布、亀岡市のFacebookでの周知など様々な方法でお知らせしていきますのでご興味がある方はぜひご参加ください。
参加者の感想
圭の家を出て就職され、一人一人根を持って今を前へ前へ進む皆さんの姿を見せてもらいました。それと同時に、人生設計を立てながら落ち着いて働いている姿が見えた感じがします。過去には圭心の会を開催してOBのみなさんと昼食会を交えながら、みなさんの現在の心境やこれからのことを語ってましたが、そんなこんなでコロナ禍になると圭の家で行っていた行事が無くなっていき、仕事だけの日々のこのスタイルが普通なのかと思うときに、「ほっと五学びの会」という企画が持ち上がり素晴らしい企画だと思いました。今回の会では自分の下積み経験から一つ一つ語ってくれていました。みなさんの話がタメになりました。最後になりますが、始めに言ったようにコロナは徐々に落ち着いてきているのでこの様な機会が、増えてきたらいいと思います。(Aさん感想)
OBさんのお話の中に働けることはありがたいことだというものがあり、非常に尊い言葉だと感じました。障害の有無にかかわらず、ほとんどの方が己を律したり、時には鼓舞しながらお仕事をされていると思います。そんな中どのくらいの方が働けていること自体に感謝しているか、もしくはその意志があるか、果たして自分はどうだろうかと一度振り返ることも大切なことではないでしょうか。健常者にとってできて当たり前のことを、苦労を重ねて身につけなければならない障害者というのは、それだけ心が練られ、磨かれる機会に恵まれていると言えると思います。自身の障害を受け入れ、なおかつ腐らず人生に対して前向きであり、自身にできることとできないことを正しく理解し上手に社会に適応していく。それができる人というのは、障害者としてというよりもはや人として高尚な域に達していると思います。決して当たり前のことではなく、“相当なご苦労”あってのものだと思うのです。人が真剣にひたむきに生きている姿に触れると、誰でも自ずと頭が下がるものです。その時抱いた謙虚な心を忘れずにいてほしいと、特に普段障害を持った方と接する機会のある方には強くそう思います。健常者が障害者を尊敬することがあってもおかしくないという認識が世の中にもっと浸透していくことを望んでいますが、きっと時代の流れとともに自然とそうなっていくのだろうと楽観的に思ってもいます。(Bさん感想)
4月にセンター圭にて、OBの方からの話を聞く、まなびの会に参加してきました。今回は就職について、3名のOBからそれぞれの体験を交えた話を聞きました。その中で印象に残った話は、「依存先を増やす」という言葉でした。1つしか依存先がない場合、それがなくなったとき、いろいろと不安定になってしまうということだと思いました。自分は、人づきあいが苦手な方なので、依存までいかなくても、関りを持つ人を少しでも増やせたらいいなと思いました。(Cさん感想)
大掃除後のゲーム
- 2023/02/03
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12月28日(水)は2022年最後の開所日でした。いつも通り9時半頃から大掃除をした後、今回は全員でゲームを行ないました。従来は忘年会を行なっていますが、ここ数年はコロナの影響で出来ていません。ただ、1年の最後の日ということで少しの時間だけでも何か楽しいことが皆で出来ないかと考え、今回はゲームをすることになりました。ほほえみ委員さんと事前の打ち合わせを重ね、ジェスチャーゲームと紙飛行機飛ばしを行ないました。ジェスチャーゲームは各チーム2問ずつ。今回は『生きもの』をテーマに問題を出しました。1チームずつ縦に並んでもらい、最初の人がお題を引きそれをジェスチャーで後ろの人にまでリレーしていき、一番後ろの人から順番に答えるというもの。他のチームも答えを知らない状態でジェスチャーをしているところを見てもらっていたので、他の人も『何のジェスチャーだろう』と言いながら全員が楽しんでくれていたと思います。普段は控えめなメンバーさんも全力でジェスチャーをしてくれて、更に盛り上がっていました。それぞれが工夫したジェスチャーで一生懸命伝えてくれましたが、なかなか難しかったようで答えが合わないチームが多かったです。2つ目の紙飛行機飛ばしは、ジェスチャーゲームをしている間に1チーム3枚ずつ渡した折り紙で紙飛行機を作ってもらいその中から1つを選んで、それを順番に目印の近くに行くように投げ、目印に近いチームから点数をつけていくというゲームを行ないました。一発勝負で、ジェスチャーゲームで点数が獲れなかったチームも逆転のチャンスありの勝負でした。短時間でのゲームでしたが、こちらも盛り上がりました。景品はプレゼント交換という形で行なうため、事前にそれぞれで購入したプレゼントを用意し持ってきてもらいました。そのプレゼントに番号をつけて、1位のチームから番号を選んでいってもらうようにしました。それにプラスして寄付としていただいたタオルやハンカチ、マスク等を景品に加えました。時間がなく、皆が何のプレゼントをもらえたかは分かりませんでしたが、プレゼントを選んでいる間に同じチームで何がもらえたか報告し合いながら盛り上がっていたのではないかと思います。1時間という短い時間で、ドタバタとしてしまいましたが、終わってから皆が笑顔で『楽しかった!ありがとう!!』と言ってくれたのが何よりも嬉しく、頑張って準備をして良かったと思いました。まだまだコロナが落ち着かず、以前のように楽しいことを気軽に…とはいかないですが、少しずつ楽しみも増やしていけたら良いなと思います。